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Episode Ⅳ

こんにちは。毎週更新記事担当、中山拓海です。

第4週目の今回はEpisode Ⅳ 《しびれる ELECTRIC SHOCK》

70年代のessay for jazz orchestraを中心とした電化サウンドの流れと、近年の山野BBJCなどで度々演奏されている宇関陽一氏オリジナルアレンジに関しての特集です!

1.エレクトリックショック 1970年4月マイルスデイビスはbitches brew発表、世界中に衝撃を与え、多くの音楽家がエレクトリックを取り入れた作品を次々発表しました。いち早くその影響を受けたハイソは、エレクトリック作品を新進気鋭のアレンジャー小山恭弘氏に依頼しました。そして書き下ろされた曲が、「essay for jazz orchestra」。エレクトリック、12音技法など取り入れた斬新なサウンド。初演リサイタルで一部OBからは「ジャズじゃない」と大ブーイングを受けた問題作です。 ハイソはこの極めて前衛的な楽曲を掲げて第4回ヤマハライトミュージックコンテストに出場、見事グランプリ(総合優勝)を獲得します。フォーク部門1位のチューリップを抑えての快挙でした。 今回は、この「essay for jazz orchestra」を、塩村宰氏コンダクトのもと46年の時を経て完全再現します。

2. 宇関陽一オリジナルアレンジ 2013、2014年、山野ビッグバンドコンテストにおいて二連覇を果たしました。2000年以来、実に13年ぶりの悲願の優勝には立役者がました。ハイソ現役にオリジナルアレンジを長きにわたり提供し続けた、宇関陽一氏。NYを拠点に活動するピアニストです。 宇関氏は、2007年以来現在まで毎年オリジナルアレンジを現役に書き下ろしています。今年2016年は、10年目の節目の年となります。 今回は60周年を記念して書き下ろした新作「Alvia」を、宇関アレンジで山野に挑んできた若手OB,OGを中心としたバンドで演奏します。

どちらもとても楽しみですね。また僕の在籍していた近辺2013,2014あたりの世代が何人かステージに上がるので、久しぶりに音を聴くのも個人的に楽しみです。

特集記事も折り返し地点を越えました。

次回はEpisode Ⅴ 《ものおもう OUR IDEAL》です。

ハイソ60周年記念コンサート、ご予約どしどしお待ちしています↓↓ hiso60tck@gmail.com

中山拓海でした!


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